ご挨拶

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  • 代表者挨拶
    「きりしま・鹿児島」への思い

    ~故郷 加古川とご先祖の故郷 鹿児島のかけはしのような店に

    

昭和51年、鹿児島出身だった祖父が「きりしま旅館」を祖母とともに開業し、弊社が誕生しました。
    祖父は、陸軍士官学校を卒業後、加古川市 尾上町の教育隊に教官として赴任していました。確か、陸軍大尉だったとか・・
    そこで、高砂出身の祖母と出会い結婚。しかし、終戦後、公職追放令にあい苦労もしたようです。
    祖父は偵察機に乗っており 戦友が沢山亡くなったようで、よくお経をあげていて・・
    とにかくいつも優しかったのを記憶しています。
    そんな祖父が「息子には鹿児島の女性と」という強い思いがあって私の両親がお見合い結婚。きっと、「きりしま旅館」のきりしまというネーミングは、祖父の故郷への思いの表れだったと思います。

    私が幼少の頃、祖父母は 休みなく仕事をしていて大変そうだな・・と子供ながらに思っていました。しかし、いつも嬉しそうな笑顔だったのを記憶しています。きっとニ人にとっては、戦後からの苦難を共に乗り越えてお客様に必要とされている宿を運営していることが喜びだったのでしょう・・

    とんかつ店を始めた頃、祖父はすでに他界していましたが、祖母は老朽化した建物を取り壊すのをとても寂しがっていました。しかし、息子(父)がやりたいと思うことなので応援する・・と。

    今、私も店を運営するようになり、祖父母の気持ちがほんの少しずつですが分かってきたような気がします。

    この土地で三代にわたって形を変えてですが、存続させていただいている「きりしま」。

    鹿児島色の強い今の店づくりを知ったら、祖父はきっと喜んでくれただろうな・・など、
    色々な思いがこみ上げてきます。
    また、弊店のお客様の特徴として、父の年代のお客様が根強いということも挙げられます。
    (団塊世代)父と私は、地元でもネットワークが強い同じ高校の出身で、全国的にも活動が盛んです。その関係で父のお客様が親子ニ代にわたり交流させていただいていることも多いです。日々、運営している中で、弊店は、「とんかつ」という商品を販売するだけでなく、祖父の代から始まり、そして 父からも受け継いでいるものが本当に多いと実感し、感謝しています。
    1. 代表者挨拶 <br>「きりしま・鹿児島」への思い
    2. 代表者挨拶 <br>「きりしま・鹿児島」への思い
  • 経営理念

    経営理念私の目指す経営理念は「士魂商才」です。
    「士魂」とは
    武士の精神
自らの利益だけを追求するだけではなく、食を通じて地域に貢献できる店作りを目指します。
    「商才」とは
    商売の才能

    経営者から従業員まで行き届いた「おもてなしの心」を持って、お客様に幸せを感じてもらえるプレゼンターを目指します。

    この理念を実現するため、お客様の「五感」に常に語りかける経営を続けます。今後とも 引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
    有限会社きりしま産業
    代表取締役 中村 理恵

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